浄土宗鳥取教区教区長
根井一彦
法然上人800年大遠忌を目睫(もくしょう)に、
浄土宗鳥取教区のホームページが開かれますことは、
時機相応の教化活動として有意義なことと思います。
私は多様化した現代における布教・教化は、
種々の方法があっていいのではないかと
思っているものです。
先日、総本山知恩院御影堂(みえいどう)で
「響流十方」(こうるじっぽう)と題して、
声明と七色の声を自由に操るという
『おおたか静流さん』、雅楽、インド音楽のシタールなどの
コラボレーションイベントに参加し、生の迫力ある声明に
魅力を感じてきました。
多分当日知恩院にお参りされた多くの方も
このイベントを通して声明に仏教に親しく身近な
思いを懐かれたのではないかと想像しています。
このホームページも御覧なされた方が浄土宗に、
お寺に感心を持っていただければありがたいと思います。
希(こいねがわ)くば、実際にお寺の行事に参加され、
法然上人の教えに触れていただければ私共の喜びと
するところであります。
【名称】 浄土宗宗祖:法然上人(1133−1212)
【開宗】 承安5年(1175)
【本尊】 阿弥陀仏(阿弥陀如来)
【教え】 阿弥陀仏の平等のお慈悲を信じ、「南無阿弥陀仏」と
み名をとなえて、人格を 高め、社会のためにつくし
明るい安らかな毎日を送り、お浄土に生まれることを
願う信仰です。
【お経】 お釈迦さまがお説きになった『無量寿経』、『観無量
寿経』、『阿弥陀経』の浄土三部経をよりどころに
します。
【宗歌】 月かげの いたらぬさとは なけれども
ながむる人の 心にぞすむ
【宗紋】 「月影杏葉(つきかげぎょよう)」
この杏葉は法然上人の生家の漆間家の紋に
由来し、大正4年(1915)に、蘂(しべ)は、
七個とし、宗歌 「月かげ」の月を配した現在の
